1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

朝食後の高血糖対策

朝食後に起きる高血糖を解決する方法が見えてきました。切っ掛けは、今月の初めに行った朝食を抜いた基礎レートの確認(基礎の調整と確認)です。この絶食テストで、朝食後の基礎レートは体の変化と合っていることが分かりました。

 

そうなると、朝食後に血糖値が上がる原因は、食事と関係している、食べることで血糖値が上がる、即ちインスリンが不足していることです。

 

食後に高血糖になると追加ボーラスする分のインスリンを、食前にボーラスすれば高血糖を防げるはずとの考えで、3/12から朝食のカーボ量に糖質比を掛けた結果に1単位を追加していました。最初のうち(1ヶ月ほど)は、これで高血糖が抑えられたように見えていましたが、それでも高血糖になることが時々あり、「あれっ、ダメかな!?」と思ってもいました。

 

今月の初め(5/4)から追加を1.5単位に変更してみました。この状態で2週間観察しても、時々高血糖(230~250)が起きる状況が続きました。

 

そこで、5/18から追加を2単位に変更してみると、良さそうな感じ。でも、高血糖(220~230)は無くならない。そして、昼近くに低血糖になる(下図、5/23のグルコース変動)。

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食前のボーラスはデュアルでノーマル70%、スクエア30%を45分で行っています。追加の2単位は、両方に割り振るがスクエアを多めにと考え、ノーマルとスクエアの比率を68%対32%くらいにしていました。昼前に血糖値が低くなるということは、インスリンの総量は必要量よりも多く、インスリンの注入タイミングがズレている(インスリンが効き始めるタイミングが遅れている)と考えました。であれば、ノーマルの量を増やせば解決できるはず。

 

2日間、追加2単位を維持して、ノーマルとスクエアの比率を77%対23%に変えてみました。

 

下図は、5/24のグルコース変動です。

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こちらは今朝(5/25)のグルコース変動です。追加の2単位が多過ぎたようで、10時半ころに血糖値が96mg/dL(実測)だったので、豆乳コーヒーを半パック(炭水化物9g)を飲みました。

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これまでの変更を糖質比(カーボ・インスリン比)に換算すると次のようになります。

  3/11まで             7.7g/単位

  3/12~5/3(1単位追加)    6.8~7.1g/単位

  5/4~5/17(1.5単位追加)  6.5~6.9g/単位

  5/18以降(2単位追加)      6.2~6.5g/単位   

 

昼食の糖質比は10g/単位、夕食は8.5g/単位なので、朝食が異常(?)に見えます。実際の体の変化がこうなんだ、と素直に受け入れるしかないと感じています。体の不思議を感じています。