1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

トランスミッタの寿命は1年

トランスミッタには、『予想寿命』という考えがあり、メドトロニックは、「予想寿命は1年」としています。

 

私は2017年9月からポンプ/SAPを使い始め、昨年6月にトランスミッタの調子が悪いため新品と交換(1年の保証期間内での交換)したので、もうすぐ1年になります。

 

最近、トランスミッタの調子がイマイチで、6日間で3回ほど、通信が20~30分切れてグルコース値が表示されなくなり、自動で回復するトラブルが起きています。トランスミッタの劣化が原因と思い、先日の通院時(5/16)に、主治医に交換をお願いしました。

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その後、さらに調子が悪くなったので、急いで対応して欲しい旨をメドトロニックの担当者に催促しました。

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催促した甲斐が有って、先週の木曜日に病院に交換用のトランスミッタが届いたので、すぐに病院へ受取に行きました。そして、今日、センサ交換のタイミングでトランスミッタも交換しました。

 

トランスミッタの寿命は、トランスミッタの使用説明書「Guardian 2 Link トランスミッタ」の12頁に次の説明が記載されています。

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トランスミッタは病院が所有し、患者に貸し出す形になっているので、寿命が理由で交換する場合は、病院が購入して患者に渡すことになります。ところが、この手続きが少し面倒(時間がかかる)です。というのは、通常、病院は、予備をストックしておらず、代理店から購入する必要があります。通院先がクリニックであれば医師の判断で直ぐに対応してくれると思いますが、総合病院や大学病院の場合、会計や購買部門を通すことになるので、購入手続きに時間がかかります。

 

トランスミッタが使えなくなると、患者にとっては致命的です。そのため、トランスミッタの寿命で、新品が届くまで時間がかかるという事態は考えたくもないですね。

SAPの場合、トランスミッタにも保険点数が加算されているので、患者は費用を負担しています。この観点からも、トランスミッタが使えない期間が生じるのはおかしいと思います。

 

今回の出来事で感じたことは、患者自身が、トランスミッタの寿命を念頭に置き、余裕を持って交換をリクエストする必要があります。