〔3/15 10時&11時 追記〕
今日は定期受診日。A1cは変化なしと予想していたら、その通りでした。
今回の結果から、11月末から食事のボーラスをデユアル・ウエーブに変更したことが、きちんと評価できます。
上図の①はノーマル・ボーラスで、②~④はデユアルです。①以前の数値を含めて並べると、次のようになります。
検査日 | 食事のボーラス | HbA1c |
---|---|---|
9/20 | ノーマル | 6.1% |
10/25 | ノーマル | 5.9% |
11/29 | ノーマル | 6.0% |
1/10 | デユアル | 6.2% |
2/14 | デユアル | 6.2% |
3/14 | デユアル | 6.2% |
デユアルを使うことで、ノーマルでボーラスしていた時と比べ、A1cが0.2%増加しています。これは、「1月の受診結果」で書いた『デュアル・ウエーブ・ボーラスの影響で、全体の平均値が上昇したため、A1cが0.2%増加した』との見方が正しいことを示しています。
そして、「2月の受診結果」で書いたとおり、A1cが上がっても、血糖値のピークが抑えられ血糖値が急に下がらない(血糖値の山がなだらかになる)ため、血管の負担が減ると考えています。
例えば、3/11(月)の1日の血糖値変動を示します。
朝食は
- 白米150g
- 納豆
- オムレツ
- ゼンマイの煮物
- 味噌汁
炭水化物85gに対して、9.6単位を食べ始める15分ほど前にノーマル70%とスクエア30%×45分のデユアルでボーラスしました。血糖値のピークが9~10時半ころまで続き、その後ゆっくり下がっています。
昼食は
- 照焼チキンバーガー
- ツナと卵のサラダ
- 牛乳200cc
合計49gに対して、4.9単位をデユアル(70%。30%の45分)で15分前にボーラスしました。なだらかなピークが長く続いたので、脂質約17gがあることを思い出し、0.5単位を追加ボーラスしました。
夕食前にCGMセンサの初期化(交換せずに再使用)を行い、グルコースのグラフが約2時間半途切れています。
夕食直前のSMBGが83mg/dLで、次の食べ物を摂りました。
- 十五穀米150g
- ハンバーグのトマトソース煮
- サラダ(きゅうり、わかめ、鶏ササミ)
- 鮭ソテー
- 野菜スープ
炭水化物78gに対して、10単位をデユアルで15分前にボーラスしました。ハンバーグの脂質が16gあるので、食事から約2時間後に、1.2単位をスクエア30分のボーラスをしています。
23:30の血糖値が131mg/dLを確認して寝ました。就寝中にゆるやかに下がり、基礎の設定で午前3時過ぎの上昇が抑えられ、そこからほぼ平坦になっています(下図は3/12)。起床直後6:30の血糖値(SMBG)が97mg/dLでした。
こんな感じで、デユアルとスクエアを使い、血糖値のピークが低くなるようにしています。