1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

9月の受診結果

今日は定期通院日でした。この5週間に行った変更を主治医に報告し、いつものように薬剤とポンプの消耗品の処方で話しが終わったので、診察は短時間でした。

 

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HbA1cは、先月と同じ6.1%、これはちょっと意外でした。というのは、風邪をひいてシックデイが10日間ほどあったこと、この快復後の1週間ちかく高血糖が続いたことで、もう少し悪くなっていると予想していたからです。

 上図で、前月及びそれ以前と比較して、今回の期間で低血糖が増加しているように見えるのは、レポート作成が異なっている(赤色の表示が、今回は100mg/dL以下、前回とそれ以前は70mg/dL以下)ためです。

 

高血糖が増えているのは、シックデイと快復後の約1週間続いた高血糖が原因です。これを、グルコース平均値と標準偏差で表したものが次の図です。

 

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基礎の調整(日内の変動グラフを見て、効果を確認しながら少しづつ調整)

  • 8/29 午前3~9時 +0.5単位 → 基礎総量:7.25単位/日
  • 8/30 午前9~11時 +0.1単位 → 基礎総量:7.35単位/日
  • 8/31 午後7~9時   +0.2単位 → 基礎総量:7.55単位/日 ⇒ 調整完了

糖質比の変更(約5%の増加、食事毎の糖質量とインスリン単位の記録から変更量を決定)

  • 昼食 10.5g/u → 10.0g/u
  • 夕食  8.3g/u → 7.8g/u

これに加え、『血糖値が上がったら追加打ちする、低血糖になりそうな時は補食する』という基本に戻りました。これで、高血糖が減少しました。

 

上図のように、平均値と標準偏差をグラフにして把握することで視覚的に捉えることができ、血糖値コントロールに役立つと感じています。