1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

夏の外出時のインスリン保管

毎日、暑い日が続きますね。こんな時、どうやってインスリンを持ち歩くか悩むと思います。

昨年、私が行った方法を紹介します。

 

用意するものは3つ。

  • 内部が断熱コーティングされたペットボトル入れ
  • 小型の保冷剤(3~4個)
  • お皿などの割れ物を包む緩衝シート

 

緩衝シート(正式名称はミナフォーム)は、引っ越し業者やデパートの食器売り場などで入手します。ネットで「緩衝シート」と検索すれば、業務用の商品が出て来ます。

 

保冷剤を、緩衝シートで包み、輪ゴムで留めます(再利用のため)。緩衝シートを二重、あるいは三重にすると、断熱効果で保冷剤の持ち時間が長くなりますが、一方、保冷剤の冷却効果が下がるので、自分の好みで適当に調整します。ただ、緩衝シートが薄い場合、冷却剤の温度が直接インスリンに伝わり、冷えすぎる(凍る)リスクがあるので、注意してください。

 

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インスリンと一緒に保冷剤をペットボトル入れに入れ、これをカバンに入れて持ち歩きます。保冷剤の個数は、3~4個必要と思いますが、持ち歩く環境を考えて、個数を決めるとよいでしょう。

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朝、家を出た場合、夕方ころには保冷剤が柔らかくなりますが、問題なくインスリンを適温に保つことができます。

 

インスリン・クーラーのフリオを購入することも考えましたが、値段が高いこと、使い難そうなので、止めました。また、フリオは、使い続けると、きつい臭いを出すようになる、との話しもあります。

 

私は、注射針も一緒に入れて、持ち歩きました(これも目的の一つ)。

 

病院の薬剤師に、夏期にインスリンを持ち歩く場合にどうしたら良いかと聞いたところ、この方法を教えてもらいました。その方は、山登りが趣味で、夏の登山時、凍らしたペットボトルを緩衝シートに包んで持っていくそうです。同じ方法で、インスリンの保管ができるよ、とのアドバイスでした。