1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

Fitbitでグルコース値をモニターする

グルコース値モニター用のスマートウォッチを買い換えました。

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1月から使っていたXiamiのMiバンド5(「グルコース値を小型スマートウォッチに表示する」)の機能(グルコース値の表示)に満足していたのですが、ハードウエアの欠点・・・日中、太陽光下では画面が真っ黒になって読めない。手で囲ってもダメ。日中は直射日光が当たらない場所に移動する、で回避していました。

 

Nightscout経由で使えるスマートウォッチは、以下。

Nightscout資料 →  Nightscout on your watch - Nightscout

 

ポンプからAndroidスマホ(SIM無し)にContour Next Link2.4経由でアップロードしたデータを、xDrip+からBluetoothでスマートウォッチに送信するので、バッテリーの持続時間は3日以上・できれば5~6日欲しい、液晶画面の視認性が優れている、この2つの条件で絞ると、FitbitにGlanceというWatchFaceをインストールして使うのが良さそうと分かりました(情報源は海外のFaceBookグループ)。

 

Fitbitは、Fitness trackerとSmartwatchの2種類があり。デザインは前者が好みですが、後者のSmartwatch機能のFitbitのみが対応可能。でも、デザインがちょっとゴッツいので、「う~ん・・」という感じ。スマートウォッチで血糖値をモニターする便利さを知ってしまうと、背に腹は代えられない。それで、Fitbit Sense、Versa3、Versa2の3モデルが候補となり、Senseは高機能で必要ない、Versa2は旧モデルで価格が安く、Versa3は最新モデル。結論は、機能(バッテリーの持ち、充電に必要な時間、液晶)が優れているVersa3。

 

購入はAmazon。これがまたくせ者、というのは価格が日によって変動する(為替のため?)。安い時は23,000円、高い時は27,000円という、理解できない幅で変わるんですよね。2週間ほどチェックして、最安値に近い時にポチッとしました。

 

使い始めて3週間ほど。感想は、なかなか良いね、です。

WatchfaceのGlanceが良く出来ている。

 

何ができるかを中心に感想をまとめます。

 

1.セットアップが簡単

Fitbitアプリをスマホにインストール後、GlanceのSetup Wizardに従ってセットアップを行えば完了

  GlanceのインストールとSetup Wizard →  Glance Watchface

 

2.機能が、糖尿病患者の立場で洗練され、使い易い

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     設定した80を下回り、バイブでアラートが鳴り続けている

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     『DISMISS』をタップすると、バイブが解除され、メイン画面に戻る

 

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     設定した180を超え、バイブでアラートが鳴り続けている

 

  • グルコース値の更新が途切れると、アラートで知らされる

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     グルコース値の更新が途切れ、バイブでアラートが鳴り続けている

 

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     左上の時刻をタップして更新をリクエス

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     更新リクエストの処理中

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      更新完了

 

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     画面の右下をタップする

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     グルコースのトレンド表示(右下をタップするとメイン画面に戻る)

 

3.GlanceのWizardで細かな設定を行える(機能のカスタマイズ)

低・高血糖のThreshold(閾値)、使用する機能の選択などをWizardで設定できる。これ、すごく優れていると思う。

 

Miバンド5は、xDrip+側でスマートウォッチがコントロールされていたが、FitbitはWatchfaceのモジュール(プログラム)が処理するので、柔軟性が高く、血糖コントロールに特化した機能になっていますね。

 

使ってみて初めて実感できる良さです。