ステロイド治療で入院中に学んだ血糖コントロールを朝食のボーラスに適用して、朝食後の高血糖が解消しました(詳しくは「朝食後の血糖値を改善する」)。
下図は、退院後の10/9から今日までのグルコース変動。朝食後に230まで上がったことが1回のあっただけ、200前後が数回、他は180以内です。低い時はピークが140くらいの時もあり、これはインスリンが多く射ちだったと思います。
そのため、昼前に補食が必要になるので、糖質比(インスリン・カーボ比)を、10/25に5.7g/uから6.4g/u(約13%減)に減らしました。それでも補食が必要なので、今朝は7.0g/u(約23%減)に変えました。補食だけでなく、同時に基礎レートを減らしています。
今日は補食が必要なかったので、良さそう。
昼食の糖質比10g/u、夕食の8.5g/uと比べて、朝食の5.7g/uはバランスが取れていないと感じていたので、7.0g/uにしたのは妥当かもしれないと思う。
経験で感じたこと。同じ食べ物(同量の炭水化物量)を摂っても、適切なインスリンを射った場合と、インスリンが足りずに高血糖から補正した場合では、インスリン量は、後者の方が前者よりも多く必要。そのため、以前は、食前ボーラスのインスリンが食べたものとバランスせず、血糖値が高くなり、多量のインスリンを消費していた、と考えています。
それからもう一つ。基礎レートは、7時台が0.725u/時、8時台が0.6~0.5u/時、9時台が0.4u/時に設定しているので、ある程度のボーラスし過ぎであっても、グルコース値が下がる速度(↓の本数)と残存インスリンに応じて、一時基礎を30~40%あるいは0%にして、調整できます。実際、かなり頻繁に(ほぼ毎日)、これで調整しています。
これで、しばらく様子をみます。