先週の木曜日(22日)が定期受診日でした。A1cは+0.2で6.7%、これはステロイド治療の影響です。9日間の入院中、血糖値300超えが毎日起きていた割には、小幅な上昇に抑えられ、良かったと安堵しています。
前回の通院日以降を、治療前、治療中、治療後の3つの期間で比較すると、ステロイド治療の影響がはっきり分かります。
治療前の9/17~9/29
治療中の9/30~10/8
治療後の10/9~10/21
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平均グルコース値 |
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治療前(9/17~29) |
120.7 |
36.4 |
治療中(9/30~10/8) |
137.7 |
56.1 |
治療後(10/9~21) |
125.7 |
30.5 |
パイチャート(Time In Range)で3つの期間を比較すると治療後のTIRが大きく改善していますが、平均グルコース値は、治療後の125.7、治療前の120.7で、血糖コントロールが改善している治療後(「退院後の血糖値などの変化」)の方が治療前よりも悪化しています。
この理由は、
- 低血糖になる前に補食する
- 就寝中の血糖値を高めに維持する
からです。これは、標準偏差が治療前の36.4に対して、治療後の30.5と血糖値の振れ幅が減少していることで分かります。
そのため、次回の検査でA1cが大きく改善することはなく、若干の低下にとどまると考えています。