先週の木曜日が受診日でした。月が変わらないうちに、ブログを書きます。
コロナの影響のようで、病院は空いていました。次回の通院がキャンセルになっても良いように、センサを多目にリクエストしましたが、肝心のインスリン(バイアル)を増やすのを忘れてしまった。でも、計算すると、60日使える量のバイアルがあるので大丈夫。緊急用のペンもストックしています。
検査結果は、A1cが+0.2の6.4%でした。
増加した理由は、朝食後に200mg/dLを超える高血糖が多かったためです。前回から35日間(5週間)の中で200超えが15回もあり、その中の最高値は、303mg/dL(実測値)でした。
朝食後の高血糖を減らすために、前月のブログ(ここ)に書いた、以下の対応を行っていましたが、これでは解決できませんでした
- 朝食のカーボカウントを少し多めにカウントする(食事の内容によって調整)
- センサの較正を兼ねて、朝食から1時間後くらいに実測する
- 実測が210~220mg/dLくらいの時は1単位、220を超え230くらいであれば2単位をボーラスする
- 実測が200以下でも、ISIG値の履歴を見て、もっと上がると予想される場合は1単位をボーラスする
- 実測後のセンサ・グルコースが230mg/dLを超えたら、さらに1単位をボーラスする
- 血糖値が高い時、都合がつけば歩くようにする(有酸素運動ウォーキング)
これを3週間ほど行いながらExcelでまとめた記録を見て、ふと気がつきました。食前のボーラスに、無条件で1単位上乗せすると解決できるのでは、と。
3/12からこの方法でボーラスしています。結果は、概ね、朝食後の血糖値が200mg/dLに収まるようになりました。
朝食用のボーラスを「炭水化物量/糖質比」から「炭水化物量/糖質比+1.0」に変えたのですが、最初のうちは、低血糖になることが心配で、ちょっとおっかなびっくりでした。低血糖になったら補食すれば良いと腹を決め、チャレンジしてみました。そうしたら、結果が良かった。この変更をするまで、数ヶ月間、紆余曲折、試行錯誤、でした。正直言って、なかなか気がつかないですね。
食前のボーラスは、デユアル(ノーマル70%、スクエア30%×45分)で行っていますが、追加の1単位をどこに含めるかも迷いました。最初は、ノーマルとスクエアに均等に割り振りしましたが(比率を変えない)、今は、追加の1単位は、全てスクエアに加えています。
なぜこうするかを整理します。
- 朝食の炭水化物量は、毎回60~80グラムくらいの変動があるので、糖質比に反映できない
- 朝食を摂る時間が1時間くらいの変動がある、及び食べた後に必ず上昇するので、基礎に加えることができない
この追加の1単位は、朝食の糖質比の補正的なものと考えています。