昨日の夕食、今朝の朝食は高脂質な食事でした。後上がりを防げるかを試してみました。結果は、昨夜はイマイチ、今朝は昨夜の実績をもとに改善したので、うまくコントロールできました。
夕食で食べたものは下記で、炭水化物の合計が114g、脂質が約35gです。脂質35g(食材の成分表とカロリーSlismの情報から計算)は、メンチとフライの揚げ物の脂質のみをカウントしています。他の食材にも脂質がありますが、後上がりするものではないので、カウントしません。
- 白米(150g)
- イベリコ豚のメンチカツ
- アジフライ2枚
- 小エビのフライ
- キャベツ
- ブロッコリーとトマトのサラダ
- 大根、ゴボウ、長ネギ、豚挽肉の味噌汁
- ビール(350ml)
夕食の糖質比が7.8g/単位なので、食べ始める10分前に13.3単位、食べ始めた時に1.2単位をボーラスしました(ボーラスウイザードのインスリン上限を14単位に設定しているので、2回に分割してボーラス)。
食べ終わった時に、脂質による後上がりを防ぐための追加ボーラスをしました。脂質35gに対して、何単位が必要かは難しい問題ですが、これまでの経験を念頭に取りあえず2単位にしました。スクエアで1単位を1時間、これに続いて、残りの1単位を30分でボーラスしました。本当は2単位を2時間のスクエアにしたかったのですが、風呂に入る時間との関係で、このような変則的な形にしました。
夕食から2時間ほど経って、120mg/dLまで下がってから上昇に転じ、その後上がり続けるので、約2時間半に合計1.4単位(0.5単位を2回、0.2単位を2回)を追加ボーラスしました。就寝直前のSMBGが163mg/dL、緩やかに下降しているので、基礎を若干増量して寝ました。
4:30ころにトイレで目が覚め、ポンプのグルコース値が76mg/dLなので、少し補食しました(カフェインレスの豆乳コーヒーを半パック、炭水化物7g)。起床時のSMBGが65mg/dL、低血糖と言えばそうなりますが、あまり問題になる値ではありません。
この結果から、今回の脂質35gに対して、2単位ではなく、3.4単位にすべきだったことが分かりました。
朝食は、前日の夕食の残りのメンチカツとアジフライを卵とじ煮したものを食べました。脂質は、昨夜の約半分の15gほどです。そこで、朝食後、脂質分として、1.5単位を2時間のスクエアでボーラスしました。今回は、昨夜の経験が生き、昼食前に111mg/dLという良い状況に落ち着きました。
今回の実験から、フライやとんかつなどの後上がりする食事の場合、脂質10gに対して1単位が目安になることが分かりました。
【11/15 追記】
11/15朝食にチキンナゲットを食べました。炭水化物約8gに対して脂質が約15gなので、食後に1.5単位を2時間のスクエアでボーラスしました。食事から1時間後にグルコース値が200mg/dL近くに上がり、その状態が1時間ほど続きましたが、追加ボーラスが効いて、昼食直前は118mg/dLに下がり後上がりは起きませんでした。
【11/23 訂正】
「脂質」を「糖質」との誤記を訂正しました。