1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

食後の血糖値を180以下、にチャレンジ

食後の血糖値が200を超え、220くらいまで上がることがあります。全体では、概ね200以内に収まってますが、180を超えていることが多いですね。

なんとかこれを改善して、180以下に抑えたいと考えています。原因はインスリンの特性にあるのでは、と気がつきました。

 

下図は、使用しているインスリン製剤:ヒューマログ注の特性です。

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インスリンが血液中で効果が出現するまで10分程度かかるので、食前10~15分前にボーラスしています。血液中のインスリン濃度がピークになるのが食事から約40分後です。ボーラスした時から食事開始までの時間を10分とすれば、食事開始から約30分後に血液中の濃度がピークになり、その後、濃度が低下します。食事開始から約90分後(ボーラスから約100分後)に血液中の濃度がピークの4分の1になります。これはインスリンの効き目が悪くなることだと思います。このピーク状態を持続させれば、インスリンの効きが高まるはずです。

 

そこで、ポンプのスクエアの機能を使い、これを実現しようと考えました。実際には、ノーマルとスクエアを同時に指定できる、デュアルウェーブボーラスを利用します。

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デュアルを使う時に悩むことが2つあります。

  • カーボ量と糖質比から計算した食事に必要なインスリン単位数を、ノーマルとスクエアに割り振る比率を決める
  • スクエアでボーラスする時間の長さを決める

今までの経験から、食事から約1時間後に血糖値のピークがくること、食事の内容によって変動しますが、血糖値のピークが30分から1時間ほど続くことが分かっています。そこで、ノーマルとスクエアの比率を6:4、あるいは7:3にする、スクエアの持続時間を1~2時間にすることにしました。

 

今日の昼食、3時の間食、夕食で試してみました。

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昼食は野菜をトッピングしたラーメンを食べました。炭水化物が70g、昼食の糖質比が10g/単位なので、必要なインスリンは7単位です。4.2単位をノーマル(60%)で、2.8単位を1時間のスクエア(40%)でボーラスしました。スクエアの途中、スマートガードが起動したので、注入停止となり、未注入分をスクエアで設定し直しました。

 

15:30にどら焼きを食べました。かなり高糖質なので、半分だけ食べたので、炭水化物17g、ボーラスはノーマル1.2単位(70%)、1時間のスクエアで0.5単位(30%)で行いました。

 

夕食は、白米150gと豚しゃぶ、ビールなどで炭水化物93g、糖質比が7.8g/単位なので、11.9単位をノーマル8.3単位(70%)、スクエア3.6単位(30%)を1.5時間でボーラスしました。

 

この3回の結果は良好で、180mg/dLを超えていません。

しばらく、この内容で続け、様子を見たいと思います。