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780Gポンプのひび割れ交換とスマートガード

ポンプにひび割れ(クラック)、交換した。このトラブルは2度目、最初のトラブルは6年前の2019年で640Gのとき(詳細は⇒ここ)。

770Gを使用していた2年前、別の理由でポンプを交換した。そのときの記録はここ⇒「ポンプ不調で770Gを交換」。

今回は780Gスマートガードのため、以前とは環境が異なる。備忘録として対応内容をまとめる。

 

目次

 

ポンプにひび割れが入る原因(?)

ひび割れはベルトクリップ溝の下部からバッテリー収納部に生じた。

 

Facebookの"Medtronic 670G, 770G, 780G Support Group"では、同様のトラブルがかなりの件数報告されている。『ベルトクリップから本体に繰り返し力が加わることでケースの構造的に弱い箇所が割れる』、これが原因と言われている。クラックが起きないように改良されたポンプ(ケースの厚みを増やす等の構造面の改良)が利用可能、との情報も掲載されている。

 

ポンプの比較

新ポンプとひび割れポンプを較べる。

外形を比較すると若干の違いがある。新ポンプは重さが11グラム増えている。

  ひび割れポンプ 125g

  新ポンプ    136g

 

ハードウエアのバージョンがA1→A2と上がり、異なる。

 

ソフトウェアのバージョンは同じなので、内部の電子回路等は変更されていないと推測できる。

これらの事実から、新ポンプはひび割れを防ぐ改良(ケースの厚みを増やす等の構造面の改良)が施されているはず。

なお、代理店の担当者に改良版について聞いてみたが、その情報は知らないとの返答。恐らく、機能の改善ではないため、メドトロニックは発表していないのだろう(過去に類似の出来事があった)。

 

ポンプ交換時の課題

ポンプを交換すると、スマートガードに必要なデータの蓄積がない。そのため、ポンプの使用開始から深夜0時(Midnight)が3回経過した後にスマートガードを開始できる。

はじめてみよう! ハイブリッドクローズドループ P.5

 

スマートガードの開始に48時間以上かかり、完全なマニュアルモードでポンプが動く。その間は、オート基礎レートが使えず、設定した基礎レートでBasalが注入される。これが最大の課題。

 

スマートガードを継続する裏技

Kathy Leppertさんが考案した方法を使うと、スマートガードを継続して使える。FacebookのMedtronic 670G, 770G, 780G Support Groupに、彼女が考案した内容をSean ManganさんがPostしている。

 

概要は以下。

彼女は"This is COMPLICATED though, so I don't recommend anyone attempting this unless you FULLY understand what I'm saying here."と強調しているように、この裏技はスマートガードの仕組みを理解していることが前提で、いくつかの重要な注意事項がある。そのため、ここで内容の詳細を書かない。

 

ポンプの交換

約3日間、2つのポンプに同じ操作(入力)をするので、週末を利用することにした。

方法が分かれば、操作は簡単。準備万端で、5/23(金)夜に開始し、今日(5/26)の朝、新ポンプに切り替えた。

 

切り替え前の2つのポンプの状態(左:新ポンプ、右:ひび割れポンプ)

注:新ポンプのTDD(1日総量)を38に意図的にしている。

 

ポンプの切り替え:

  1. 使用中のポンプとトランスミッタのペアリングを解除
  2. トランスミッタを充電する
  3. iPhoneとのペアリングを解除 (iPhoneの“設定”で解除)
  4. 新ポンプの使用開始(切り替え) リザーバをセット ⇒ ポンプの使用開始
    • 『新リザーバ』 ⇒ 『巻き戻し』 ⇒ リザーバを挿入 ⇒ 『取付』
    • 新ポンプの使用開始
  5. iPhoneとペアリングする (ミニメドモバイルアプリの左肩≡から)
    • 古いポンプをBluetoothが届かない場所に置く
    • 『機器のペアリング』 ⇒ 『新しいポンプをペアリングする』
    • アプリの指示に従って設定する
  6. 新ポンプとトランスミッタのペアリング
    • 『新しい機器のペアリング』 ⇒ トランスミッタを充電器から外す
    • 『機器の選択』 ⇒ CGM xxxxxxxxxを選択 ⇒ 『確認』
    • トランスミッタをセンサに接続する
  7. センサのウォームアップ (2時間)
  8. スマートガードの開始 (血糖値の入力)

 

新ポンプの使用開始から2時間後、スマートガードがONになった。

 

まとめ

スマートガードに依存した使い方をしていると、3日間も完全なマニュアルモードで過ごすのは厳しい。Kathy Leppertさんが考案した方法を使えば、スマートガードがOFFになるのはトランスミッタの充電時間+センサ・ウォームアップ時間の約3時間で済む。

Kathy Leppertさんの説明を熟読し、チェックリストを作成したことでスムーズにポンプ交換を行えた。

Kathy に感謝!!