1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

1型と歯科治療・インプラント

今日11月8日は「いい歯の日」なので、受けている歯科治療について書きます。

 

根尖治療

2週間ほど前に、根尖(こんせん)治療を受けました。

根尖とは歯の根っこの先端部分のことで、『神経を取った歯が痛んだり、歯の根元あたりの歯肉がぷくっと膨れる場合があり、これを根尖病巣と言い、根の先に膿がが溜まった病変』を取り除くために、外側の歯茎を切開して病巣を除去する治療。治療後に縫合して、1週間後に抜糸しました。今は以前から続いていた痛みが無くなり、平常です。でも、治療で歯に亀裂が見つかり、近い将来(2,3年後?)抜糸が必要になると告げられた。

   

 

これまではインプラントを選びましたが、もうインプラントは止めるつもりでいたので、その旨を歯科医師に伝えました。

 

インプラント

私は、ずっと同じ歯科医院にお世話になっています。20年程前に前院長の息子さんが歯科医師としてデビューし、海外でインプラントの研修を受けたとのことで最先端の治療を行う体制になりました。当時(20年前)は、今ほどインプラントが広まっていなかったので、最初は若干の不安を持ちながらインプラントをしました。2005年にブリッジで補っていた歯がダメにになり、同時に3本のインプラント手術を受けました。やってみると、自分の歯と同等になるのでとても便利。それ以来、ダメになった歯をインプラントしてきたという経緯で、現在、7本のインプラントをしている。

もちろん、デメリットもあって、メインテナンスをきちんと行う必要がある。食後の歯磨き、定期的な受診(歯石・歯垢の除去を含む)が必須です。

 

7本のうちの6本は1型発症前。最後の1本は劇症1型糖尿病を発症した翌年の2017年10月でしたが、この術後経過が思わしくなかった訳で、1型糖尿病が影響してているようだ。歯科医師もその時の状況を理解しているので、私の意見(もうインプラントは行いたくない)に賛同してくれた。

 

この時の状況がツイッターに残っている。

   

 

当時のHbA1cは、6%以下で、今よりも良い数値。でも、これは、Time In Rangeとしてはダメで、インスリン射ち過ぎによる低血糖も多かった。ポンプ導入直後で使い方に慣れていなかったこともある。

 

インプラントは2段階で行う。

手術で骨にインプラントを埋め込むことが体への負担が大きい。埋め込まれたインプラントが骨にくっついて落ち着くまでの間、体が異物に反応するのだろうと思う。

特に、1型による免疫力の低下が災いしている可能性が高い。

 

 

歯は健康を保つ上で大事なので、毎日の歯ブラシ、3~4ヶ月ごとの歯科検診と歯石除去を行っている。

 

眠前に補食することも多いが、その場合でも必ず歯ブラシをしてから寝るようにしている。