1週間前に起きた、エンライト・センサのトラブル。
前日に留置したセンサを、朝、使用中のセンサが期限切れになる直前にトランスミッタを充電し、留置済みの新センサに接続しました。ここまでは、問題なし。
2時間後に『要較正』のアラームに従い初回の較正を行いましたが、この段階からいつもと異なる状態でした。というのは、SMBG実測値が122mg/dLなのに、ISIG値が50.79という高い数値。「これは、ちょっと高すぎる。較正許容範囲外のエラーになるかも・・」と思いましたが、取りあえず較正を行うと、無事に完了しました。
較正許容範囲外のエラーは、血糖値をISIG値で割った値(較正係数)が2.5~15の範囲外(目安としての考え方)の場合に起きる
その日の夕方に較正を行う時も、ISIG値が高い。そのうち、ISIG値が下がり落ち着くだろう、と考えました。ところが、就寝前の実測で較正を行うと、較正許容範囲外のエラーになりました。
較正した時の血糖値は83mg/dL。
その時のISIG値は、39.19~42.72なので、
83÷39.19=2.12 または 83÷42.72=1.94
となり、較正係数が2.5以下となり、アウトです。
較正を終わらせないと寝られないので、ブドウ糖を摂り血糖値を上げてから、もう一度、較正を行い、とりあえず、トラブルは回避しました。
翌日の17日も、2回、較正できないトラブルが起きました。
原因は、センサの読み取り値(ISIG値)が高すぎで、エンライト・センサが不良品です。
17日の夕方、サポートラインへ電話。通院先の病院のメドトロニック担当者に状況を説明しました。センサ不良ということで、交換することになりました。
試しに、センサの初期化をしてみましたが、結果は同じです。
この時の血糖値は107mg/dLでしたが、較正許容範囲外のエラーになり、明らかに異常です。
107÷47.40=2.26
これでは、ダメですね。
翌朝、使用を中止し、別のセンサに切り替えました。
切り換えたセンサは、製造ロットが同じです。このセンサもISIG値が通常よりも高い状態が続いていますが、血糖値が80以下の時は、較正しないようにしているので、較正許容範囲外のエラーは起きていません。