3年前の今日、1型を発症。その観点で今日は記念日ですが、正直に言えば、ちょっと複雑な気持ちもあります、発症したのは仕方がないので、受け入れているので、「もし発症しなかったら」という思いはありません。でも、毎日の血糖コントロールが嫌になったり、疲れることもあります。
日々の生活でネガティブな気持ちを持つと辛くなるので、次のことに気をつけています。
- クヨクヨしない
- 深く悩まない
- 時々、立ち止まって振り返る
この3つは、どれも重要と考えていますが、特に3番目の『時々、立ち止まって振り返る』は、マンネリ化や投げやりな気持ちを防ぐために、大事なことと感じています。
この『時々、立ち止まって振り返る』のお陰で、2ヶ月ほど前から起きていた謎の高血糖の原因が分かりました。原因は、朝食の糖質比(インスリン・カーボ比)の大幅な変化でした。
毎日の食事で摂った炭水化物量とインスリン単位をExcelを使い一覧表にまとめています。この表で体調の変化を把握するようにしています。
食間で補正したインスリン単位数(下図の赤枠の部分)を独立して記録しているので、糖質比が合わなくなった場合、補正インスリン単位数あるいは補食で摂った炭水化物量が増えます。この記録から食間の補正分が毎日必要になっていることに気がつき、糖質比が大きく変化したことが分かりました。
実績値からの計算では、8.8g/uの糖質比を13%近くインスリン単位数を増やして7.6g/uにすることになりますが、一度に大きく増やすのはリスクがあるので、徐々に変えて、どれが合っているかを確認しました。
- 11/18(月) 8.8g/u → 8.0g/u
- 11/19(火) 8.0g/u → 7.8g/u
- 11/22(金) 7.8g/u → 7.6g/u
- 11/24(日) 7.6g/u → 7.8g/u
- 11/26(月) 7.8g/u → 7.7g/u
7.7g/uで3日経ちましたが、これでOKという感じです。
面白いことに、昼食(9.5g/u)と夕食(8.5g/u)の糖質比は以前と同じで、変更していません。体の中で何かが変化して、午前(起床から朝食後の時間帯)に必要なインスリン量が変わったのでしょう。それも、ある日、突然変わったのではなく、変化したり戻ったりしながら、変わってきたのだろうと思います。
この変更で、300mg/dLになるような高血糖は無くなりました。