発症以来、SMBG測定は指先をパッチンしています。使う指は、今日は右手、明日は左手と交互に代え、朝は人差し指、昼は中指というようにローテーションしていますが、毎日3~4回、たまに5~6回穿刺するので、指先の荒れや痛みを感じます。そのため、指先以外の部位で測定したいと考えるようになりました。
ネットで、Genteelという穿刺器具の存在を知り、良さそうと感じていましたが、なんとなく購入を迷っていました。
私の迷いは根拠のないものでしたが、これが結果として正解でした。
先日購入したコントアネクスト Link 2.4の説明書に、穿刺部位について『低血糖時、血糖値の変動が激しい時、手のひらを使わずに指先で測定せよ』との注意書きがあるのを見つけました。
取扱説明書の14頁です。該当の部分を赤枠でマークしました。
日本語が英語版からの訳のため分かり難い箇所があるので、原文(USER GUIDEの18頁)も載せます。
手のひらを穿刺して測定することの可否について、先日の通院時に主治医の意見を聞きました。主治医の説明は、
- 血管の仕組みで、血液中のグルコースが末梢血管に反映する時間にズレがあり、手のひらは、指先よりも遅れる
- 低血糖の時、血糖値の変動が大きい時に、手のひらで測定すると正しい血糖値が表示されない
- そのため、指先を穿刺して測る必要がある
でした。
私は、アークレイのGブラックを使っていますが、この測定器の説明書はどうなっているのかも気になったので、確認しました。すると、同様の注意書きがありました。
主治医の説明で疑問が解けたので、これからも、指先パッチンを続けます。