2週間以上前に起きたことを記録。
3/1に780Gになってから3個目の不良センサを経験。今回の問題は、センサグルコース値が実測値からの乖離が大きく、過剰な自動補正ボーラスが働いたこと。低血糖に陥る可能性があるので、センサを交換した。
目次
トラブルの内容
センサグルコース値が実測よりも高い状態が最初から続いていた。乖離は較正である程度少なくなったが、しばらくすると乖離が大きくなるの繰り返しで5日目になった。
8/29(木)5:30に起床後、ルーチンで6:10に実測。血糖値80mg/dL、センサグルコース値102mg/dLで約20mg/dLの乖離。起床後の実測では較正しないと決めている(起床後に血糖値が上昇することが多いため)ので、その状態で食前ボーラス後に朝食を摂った。
この日はK大学病院の耳鼻咽喉科の通院日で、9:15ころに病院に着き、聴力検査を受けた後、診察待ちの時間を利用してポンプの確認と血糖値測定を行ったら、「えっ!」と驚く状態に気づいた。
- ポンプのグルコース値が185mg/dLで上昇中
- 9:48~9:58の5分ごと自動補正で0.9u、0.3u、0.2uがボーラスされていた(合計1.4単位)
- 実測すると血糖値は133mg/dL、実測をやり直しても147mg/dL


明らかに不必要な自動補正ボーラスが行われている。センサグルコース値が実際よりも高いことが原因。これ以上の補正が行われないよう、一時目標を設定した(一時目標がONの間は自動補正ボーラスが停止)。
センサグルコース値が血糖値から20~30くらい高いので、100以下にならないように気をつけた。
不良センサの分析
今回のセンサは8/25(日)朝に使用開始したが、当初から表示されるグルコース値が高く、乖離が大きかった。
2時間のウォームアップ後に表示されたグルコース値は150mg/dL、その時の実測値は79mg/dL。

ウォームアップ直後は較正しないで、数時間待ってから必要に応じて較正するようにしている。理由は、ウォームアップ直後はセンサ読み取り値(ISIG値)が安定していない(ISIG値が高い)ことが多いから。また、この方法は『較正許容範囲外』のエラーを防ぐ効果もある。
センサ起動完了から2時間半後の12:27に、実測値78mg/dLで較正をした。

使用中のセンサに不信を感じたので、実測の回数を増やした。較正は、初日はもう1回、2日目は3回、3日目以降は各日で1回行ったが、実測値との乖離は解消せず、グルコース値が高い状態が続いた。
8/29 6:10に実測(80mg/dL)したときのセンサデータ(較正なし):
間質液の遅延時間を考慮し、実測のタイミングから10~15分後のISIG値は約25、センサグルコース値は102で約20の乖離

8/29 9:58に実測(143mg/dL)したときのセンサデータ(較正なし):
同様に、間質液の遅延時間(10~15分)を考慮し、血糖値に対応するISIG値は約37、センサグルコース値は170で、約30の乖離

8/29 14:26に実測(153mg/dL)したときのセンサデータ(較正した):
較正から10~15分後は、ISIG値が約40、センサグルコース値が180で、乖離(約30)が解消されない。

夕方、帰宅後にセンサを交換した。使用していたセンサは不良品としてメドトロニックに報告し、交換品が送付された。
定期的な血糖値測定
私は、1日に最低2回(起床後、就寝前)の実測を行うようにしている。機械に100%の信頼性はないと考えている。スマートガードを使うためには、センサグルコース値が信頼できることが大前提なので、定期的な実測は欠かせない。
なお、実測値とセンサグルコース値の比較は、血糖値が間質液に反映されるまでの遅延時間(10~15分)を考慮して行っている。
関連する情報
Facebookの670G, 770G, 780G Support Groupに、「アセトアミノフェン系の解熱剤や鎮痛剤を服用した場合、センサ読み取り値が高くなり、センサグルコース値が血糖値よりも高い乖離を起こすことがある」との投稿がある。
投稿のケースは、実測値が107mg/dLに対してセンサグルコース値が195mg/dLを示したが、タイレノール(解熱鎮痛剤)を服用したことが原因だったと述べている。
この状況が起きた場合の対応は、
- 影響が一過性のため血糖値が落ち着くのを待つ
- その間は一時目標を設定する(自動補正ボーラスを止める)
が推奨とのこと。
この事例は、今回の経験とあわせて、センサグルコース値が通常と異なると感じた場合は、ポンプを過信しないで実測による確認が必要と再認識するもの。