発症以来、通院時に、病院の待合室にある血圧計で、血圧を測るようにしていました。昨年の夏頃までは、特に異常と思うような数値ではありませんでしたが、秋頃から、最高血圧が140台になりました。主治医に相談すると、日中の測定値は参考にならないので、起床時と就寝直前に血圧を測定して欲しいと言われ、年初に血圧計を購入しました。
寒さも血圧に影響するとの話しもあり、様子を見てきましたが、暖かい気候になっても、相変わらず、高めの血圧が続いているので、この4月から降圧剤を服用していますが、大きな改善はありません。
月刊「さかえ」の5月号(39~44頁)に、「糖尿病と高血圧」の記事が掲載されていたので、興味深く読みました。糖尿病との関係について、次のように書かれています。
糖尿病患者さんは、そうではない人に比べて、2倍も高血圧になりやすいといわれています。(中略)健康な方が心臓病や脳血管障害を起こす危険度を1とすると、糖尿病患者さんでは2~3倍、そこに高血圧を合併していると6~7倍になります。ですから、血糖値の管理も重要ですが、同じように自己管理が大切な高血圧にも気を配らなければなりません。
では、糖尿病患者さんが高血圧になりやすいのはなぜなのでしょう。これは、高血糖状態自体の影響、高血糖によるホルモン異常、高血糖が影響して起こる臓器障害など、高血糖がさまざまな高血圧になり得る原因を引き起こすためです。
この記事は、1型というよりも、2型を念頭に置いたものかも知れませんが、高血糖状態が高血圧の原因になり得るとの説明は、1型についても、当てはまるものと思います。私は、これまでの状況から、血圧が高い原因は、1型に罹患したことが影響しているのだと、納得しました。
この記事で、「高血圧治療における生活習慣の修正」として、以下の6項目があげられています。
- 減塩 6g/日未満
- 野菜・果物 積極的に摂取
脂質 コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控え、魚を積極的に摂取 - 減量 BMIが25未満
- 運動 有酸素運動を中心に定期的に(毎日30分以上を目標)運動する
- 節酒
- 禁煙
私は、上記の3~6は実現しています。2は、食事に気をつけているので、問題ないと考えています。
そうなると、1の減塩が問題ですが、1日に何gの塩分を摂っているか、まったく分かりません。正直言って、塩分について、あまり気にしていませんでした。もう少し、気をつけないといけないのかな、と考えていますが、これは、結構、難しい課題です。