1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

絶食テストで基礎の調整を確認する

朝食を抜いて、基礎インスリンの調整結果を確認しました。昨日の夕食後から今日の昼食までの約18時間、何も食べずに基礎インスリンのみで過ごしたので、この間のグルコース値の変動を見れば、基礎が合っているかが分かります。

 

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上図は、午前0時から12時までのグルコース値の変動を青のグラフで、基礎インスリンの注入量をで示しています。1時半ころに、ポンプからアラームが鳴り、低血糖を示したことが想定外でした。寝る直前のグルコース値が約100だったので、0~3時の基礎を20%に減らし、これで朝まで持つと判断したのですが、アラームが鳴った時、ポンプのグルコース表示が61、トレンドが下降線を描いているので、このままでは低血糖に陥ると考え、ブドウ糖10gを補食しました。このため、基礎インスリンだけで補食分を賄うことができなくなり、かなりの血糖値上昇になりました。

 

絶食テストの結果は、昼食前の血糖値が約100になったので、基礎インスリンの総量は補食のブドウ糖を含めてバランスしていることが確認できました。問題は、基礎インスリン増分の注入するタイミングが血糖値の変動とズレていることです。

また、午前に起きる高血糖は、基礎インスリンが合っていなかったことで起きている可能性が高いことも分かりました。上図で8:30ころにグルコース値が160ちかくに上昇しています。この血糖値に朝食による上昇分が加わることになるので、これが毎日250前後の血糖値になる原因のようです。

 

上図で6:30と8:30に山があります。最初の山(6:30)は、ブドウ糖の補食によるものと考えられ、2つ目の山(8:30)は、毎日起きている起床後の血糖値上昇と思います(前記事で書いたことが正しくない)。

 

この結果から、基礎インスリンの設定を次のように見直しました。

  1. 午前5時から徐々に増加する
  2. 6時から7時半までの1.5時間に注入がピークになるようにする
  3. 増加の総量を1.4単位に減らす

 

明日から3日間、この内容で経過を見ながら、水曜日に絶食テストで再確認します。