1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

780GのCGMセンサ:私の使い方

7/24 追記(延長使用の記録)

 

780Gを使い始めてから1年5ヵ月になる。当初はいろいろ模索したが、自分なりの使い方に落ち着き、QOLが改善している。

その中で、CGMセンサの扱い(較正の必要性とタイミングなど)で試行錯誤したが、今はルーチン化した。これについて記事にまとめる。

なお、私はセンサを7日間の期限を延長して使用しているが、自己責任で行っている。

 

目次

 

センサの装着

センサは上腕裏に装着している。センサのフィラメント(体内に入る電極)を間質液に馴染ませるために、使い始める半日前(前日の夜)に装着している。

 

ひとの手を借りずに自分だけで行っている(次のHPに掲載されている「センサ上腕背面装着動画」が参考になる)。

【製品使用者向け】ミニメド™780Gシステムの使い方|糖尿病 製品情報|メドトロニック

 

この動画とは異なることが2つ。

  • センサをサータにセット後(腕にセンサを装着する前に)はくり紙をはがす
  • トランスミッタが肘側(動画とは上下が逆さ)になるように装着する

装着前にはくり紙をはがすのは、はがし易さに加え、センサ(体内に刺さっているフィラメント)に衝撃を与えない(動かさない)効果があると考えている。

トランスミッタを肘側(下側)にするのは、延長使用時にやり易くするため(詳しくは後ろで述べる)。

通常はオーバルテープ1枚を貼っている。夏は(半袖で)センサを引っかける恐れがあるので、2枚貼っている。同梱のオーバルテープで2枚目を貼ると、テープを剥がしたときにトランスミッタがベトベトになる(→その場合はキャピロンをティッシュに含ませて取り除く)。これが嫌なので、別のテープを使っている。

 

センサのトラブル防止策

よく起きるトラブルに「センサ更新中」がある。この原因は

  • センサに問題がある場合
  • トランスミッタとセンサの接続に問題がある場合
  • センサに抜けがある場合

はじめてみよう!リアルタイムCGM(P.24)に記載されている。

3番目の「センサに抜けがある場合」は、体内に刺さっているフィラメントが動く等で起きる。

これを避けるには、センサをしっかり固定することが重要。そのために、

  • センサ装着前にアルコール綿で装着部位を拭う(皮脂を取り除く)
  • センサのはくり紙を取り除いた後に装着する
  • 装着後にセンサ本体をしっかり腕に密着させる

を行っている。

詳しくは次を参照。

taky-t1-life.hatenablog.com

 

CGMセンサの管理

780Gは較正不要とされているが、較正なしで精度を維持することは難しい。そのため、私はルーチン化して較正している。

 

定期的に実測(1日に2回が基本)し、実測から10~15分後のセンサグルコース値の乖離が10以内になることを目標にしている。10以内に拘ると煩雑なので、乖離が15以内を許容範囲としている。

乖離の大きさにもよるが、実測との比較が連続して2回許容範囲を超えた場合、較正するようにしている。

 

ルーチンの考え方は以下のとおり。

センサ使用開始の初日:

  1. ウォームアップ完了後に実測し、センサグルコース値との差異を把握する。乖離があっても、この時点では較正しない(原則)。
  2. 5~6時間後の血糖値が安定しているときに、実測し較正する
  3. 就寝前に実測し較正する

2日目:

  1. 起床後に実測、ただし較正しない(→起床直後は血糖値が変動(上昇)するので避ける)
  2. 日中の血糖値変動が少ないタイミングで、実測し較正する
  3. 就寝前に実測 ⇒ 乖離があると想定されれば較正する

3日目以降:

  1. 起床後に実測、ただし較正しない
  2. 就寝前に実測 ⇒ 乖離があると想定されれば較正する

 

2のウォームアップから5~6時間後まで最初の較正しないのは、

  • ウォームアップ直後はセンサ読み取り値(ISIG値)が安定しないことが多いので、その間を避ける
  • 較正許容範囲外のアラートが起きるリスクを避ける

が目的。その間は、ウォームアップ直後に実測しセンサグルコース値との乖離幅を把握して対応する。

 

初日から2日目にきちんと較正すれば、7日間の精度が安定する(←経験値)。

 

”機械が常に100%信頼できるわけではない(不具合が起きることがある)”ので、実測によるチェックは欠かせないと考えている(←これは簡易血糖測定器についても同じ)。

 

Excelを使い管理している(実例)。寝る前に5分くらいでインプットしてチェックするのがルーチンの一つ。

 

このように書くとストイックにやっているように見えるが、ルーチン化しているので手間がそれほどかからない。

 

予定外のセンサ交換が発生した場合の対応

センサのトラブル等で突然センサ交換になることがある。発生する時間帯で対応が異なるが、就寝前にセンサ交換が必要になった場合の対応を述べる。

 

6/25の23時ころ、使用開始から2日目のセンサで、”センサ更新中”が起きた。使い始めてからこのトラブルが数回発生したが30分で回復していた。この時は回復せず、2時間の待機に入ったので回復を諦め、新しいセンサと交換した。トランスミッタの電池残量が90%以上あったので、充電なしで直ぐにセンサに接続し、ウォームアップをスタートさせた(6/26 0:08)。ウォームアップが完了するのを待つのは無理なので、次のように行った。

  • ブドウ糖10gを摂り、血糖値を上げる
  • 実測する ⇒ 151mg/dL
  • 「スマートガードの設定」で「自動補正」をOFFにする(就寝中の低血糖を防ぐため)

この状態で寝た。

  • 起床後、「スマートガードの設定」で「自動補正」をONに戻す(← 重要&必須)
  • 午前7:17 血糖値75mg/dL、センサグルコース値122mg/dL(→較正なし)
  • 午前9:59 較正実施:実測139mg/dL、センサグルコース値180mg/dL

このセンサの記録

 

センサの延長使用

私は、(自己責任で)一つのセンサを10~14日使っている。理由は、医療費の節約もあるが、同時に、以下のメリットがある。

  • 2クール目は安定することが多い
  • センサの交換回数を減らせる(交換によるリスク回避)
  • センサを交換するタイミングを自分の行動スケジュールに合わせられる(柔軟に交換日時を選択可)
  • 皮膚の負担を減らす(左右の腕を交互に使う ⇒ 10日間以上の間が取れ皮膚の回復に効果あり)
  • トランスミッタ充電を1回スキップできる(時間の短縮)

 

7日経過後、次のようにしている。

  1. トランスミッタの電池残量を確認する(通常、7日使用後の残量は60%以上ある。7日使用後の状態↓)

 

  1. 下図の①を親指と人差し指で押しながら、親指と人差し指を使い②の方向にトランスミッタを1ミリほど押し下げる

 

  1. ポンプのグルコース値表示が消える

  1. この状態で1分ほど待つ
  2. トランスミッタを元に戻す(トランスミッタをセンサに押し込む)
  3. 緑のLEDライトが6回点滅を確認する
  4. ウォームアップ(”センサ準備中”)がスタートする

これで、使用中センサの8日目の開始。

 

トランスミッタは1度の充電で、14日の使用が可能(実績)。また、充電回数を減らすと劣化も少ない。

 

この記事の冒頭に記載したセンサを延長使用したときの記録

このセンサは現在2クールの6日目で、水曜日(7/23)まで使う予定(合計14日間)。

14日間の記録に差し替えた(7/24)。

 

実測値とセンサグルコース値の乖離が大きい、較正しても乖離を解消できない等があれば、使用を中止している。

 

使用実績

昨年3/1から今日まで、ガーディアン4センサを47個使用した。

  • 1個あたりの平均使用日数は約11日
  • 最短7日(1個)、最長14日(7個)
  • 不良品は6個(約13%)

 

その他

センサの使用後は剥離剤(キャピロン)を使い、皮膚にダメージを与えないように剥がす。

さらに、皮膚保護のため、次を行う。

  • キャピロンをティッシュに含ませて肌を拭い、粘着のりを取り除く
  • アルコール綿で拭き、皮膚をきれいにする
  • ヒルドイド・ローション(保湿剤、医師の処方)を塗布する

ヒルドイド・ローションは皮膚科医師の推奨で使っている。