1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

新型コロナの後遺症

新型コロナに感染して発症(10/24)したが、1日(10/25)で高熱は収まった。ところが、4週間ちかく経つのに咳が治らない。さらに、耳鳴り(左耳)も続いている。そのため、昨日(11/17)、通院している総合病院の呼吸器内科と耳鼻咽喉科を受診した。

 

呼吸器内科の受診

自宅近くのクリニックを4回受診したが、咳が治らない。常に咳があるわけではなく、波があり、時々、激しく咳き込む。それが辛い。3回目の受診で胸のレントゲン撮影と聴診器による診察が行われ、間質性肺炎の兆候がなく聴診器でも異常音がないとの診断だった。処方された咳止めを服用してきたが回復しないため、呼吸器内科の専門医の診察を受けることになった。地域医療連携の紹介予約だったので、スムーズに診察が受けられた。

 

医師による問診と診察後、肺機能の検査を受けて欲しいと言われ、呼気一酸化窒素(NO)濃度と肺活量の測定をした。

 

呼気NO濃度測定は肺に炎症が起きているかを判断するための検査。気道に炎症が起きると炎症性サイトカインが分泌され、気道上皮で誘導型一酸化窒素合成酵素(INOS)という一酸化窒素(NO)を作る酵素が増え、大量のNOが産出される。

 

NIOX VERO(ナイオックス ベロ)という測定器で行う簡単な検査。

 

成人健常者の呼気NO濃度の正常値は約15ppb、正常値の上限は約37ppb

私の検査値は44で、気道に炎症があることが分かった。

 

治療は、気道の炎症を抑え気管支を拡張するためのステロイド薬を吸引し、気道の炎症を抑える薬を服用。

ステロイドの吸引が血糖値に影響するかが気になったが、問題なかった。

 

28日分の薬が処方されているので、治るまで数週間がかかると推測している。

 

耳鼻咽喉科の受診

耳鳴りが始まったのが、新型コロナ罹患で高熱になった翌日(10/26)なので、コロナ罹患が影響したと考えている。

医師の診察と聴力の検査を受けた。鼓膜に異常がなく、聴力は3年前に突発性難聴の治療後と同じレベルで悪化していない。耳鳴りが起きた原因は分からない言われた。

 

咳が治れば、耳鳴りが解消するかもしれない、と期待している。

 

対応として

  1. 漢方薬の服用
  2. 鍼で改善する場合がある
  3. 自然に気にならなるのを待つ

の3つがあるとの説明で、漢方薬を服用して、経過を見ることになった。

 

私は比較的まだ軽い方だと思うが、新型コロナに罹って感じたことは、インフルエンザや普通の風邪とは異なる。