1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

ポンプ/SAPの較正でトラブル

 

今朝のトラブルです。

SMBGの測定値73でCGMの較正を行いました。この時のCGMの表示は113で、ISIG値は28.40でした。

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「この違い(40の差)はおかしい」と感じたので、較正をかける前に、SMBGで再測定しましたが、同じ73だったので、そのまま較正(①)を行いました。すると、15分後に「較正許容範囲外」のエラーで較正できませんでした。

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血糖値が低すぎるのではじかれたと考え、血糖値が上がるものを摂り、約30分後にSMBGが96になったので、この血糖値で較正(②)すると、再び同じエラーで較正不可。さらに、30分ほど後、SMBGが161になったのを確認して、再び較正(③)を行うと、同じエラーで較正できませんでした。どう考えても、実測値が較正の許容範囲を外れているとは思えないので、困りました。

 

この時のISIG値は、①が28.40、②が37.16、③が52.48でCGMセンサが正常であることが確認しました。これらのISIG値から血糖値がどのレベルになっているかが分かるので、較正を諦め外出しました。今日は重要な会議に参加するので、低血糖を避けるためインスリンの注入は控え目でした。

 

昼前にSMBGで測定した血糖値207で較正すると、何の問題もなく較正ができました。「あれっ、朝のトラブルはなぜ?」です。

 

午後になって時間ができたので、メドトロニックに確認しました。状況を説明したところ、「おそらく、朝の最初の較正(①)でCGMと実測値との差が40あったのが原因ではないか」との回答でした。

 

冷静に昨晩のことを振り返ると原因と思われることに気がつきました。昨晩、寝る直前の24時にCGMの較正を行いました。ここに原因があったと思います。

 

夕食に春巻きを食べたため、血糖値の後上がりが激しく、21時から22時半までに、追加のボーラスを行いました。このため、24時ころは血糖値が変動していました。この時に2つの間違いがありました。

  • SMBGの測定値が間違っていることを見落とした。
    SMBGで測定した血糖値が176で較正しましたが、CGMの値が142、ISIG値が48.28なので、ISIG値を基準にするとSMBGの176が高過ぎます。較正をかけた後に気がつき、もう一度SMBGで測ると156(SMBGに20の誤差)でした。
     血糖値測定器(SMBG)の値に誤りがある記事 → ここ
     CGMセンサーのISIG値から血糖値を把握の方法についての記事 → ここ
  • SMBGで再測定した血糖値156を、最初のポンプの較正が終わるのを待ってインプットしたので、2度目の較正を行う時は血糖値が156よりも低くなっていたにもかかわらず、156をインプットしたことが誤りです。もう一度SMBGで測定すべきでした。
    ISIG値は、48.28 → 47.25 → 46.25 → → 43.41 → 42.63 → 41.24 →  → 38.66 37.67(は較正が完了したタイミング)と変動していました。、

これらのミスでCGMの値がズレ、これがトリガーになって朝のトラブルが起きたようです。