ポンプが640Gに変更になった。ポンプの交換は簡単で、メドトロの担当者の指示に従い、30分ほどの作業(下記の手順)で640Gの導入が終わりました。
- CGMのトランスミッタを外し、充電(CGMセンサは継続使用)
- 620Gのチューブをカニューレから外す
- 620Gの登録内容(基礎レートパターン、ボーラスウィザード設定、最大ボーラス量など)を、640Gへ登録(手入力によるコピー)
- スマートガードの情報(基礎を停止する血糖値)の登録
- 使用中のリザーバを620Gから取り外し、640Gに装着(新リザーバの処理)
- 充電後のトランスミッタをセンサに接続
- センサ接続完了を確認後、「新センサの使用開始」を選択
使い始めて1日ほど経ちました。低血糖を避けるための機能(スマートガードテクノロジー)が、早速、役立っています。
24時間で5回(上図のオレンジで塗りつぶされた時間帯)、基礎の注入が自動停止しました。
特に、就寝中の低血糖を防ぐ強力な助っ人が登場したとの印象です。昨晩は、2時過ぎから2時間停止し、一旦30分間の復帰後、再び5時前から2時間停止しました。
起床直後の血糖値は99mg/dL(SMBG)でした。恐らく、自動停止しなかった場合、起床時の血糖値が50前後の低血糖になったと思います。
午後2時前から2時間の停止は、外食した昼食のカーボ量がよく分からず、適当に計算したため、インスリン量が多すぎたことが原因です。
このような場合でも、低血糖になる前に基礎の注入が自動停止して、血糖値が下がる速度を抑えてくれるので、補食して血糖値を上げる余裕を確保できることがメリットと思います。