1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

770Gの移行準備とスマートウォッチ連携(追記あり)

2023/4/5 Guardian Monitorの有料化を追記

 

来月、770Gに移行するこになりました。現状に満足しているので、何が何でも急いで770Gにしたいとは思っていない。4年前に620G⇒640Gの時は、スマートガードを使いたかったので早く交換したいと考えていたことと比べ、ちょっと対照的(笑)。

 

今使っている640Gのトランスミッタの寿命(1年)が間もなく切れます。770Gに移るのが夏以降になるのなら、次回の受診時にトランスミッタの購入を病院にリクエストする必要があり、一方、770Gに移行できるならその必要がない。そこで、この事情を説明してメドトロニックと病院に770Gの予定を問い合わせました。返事は「次回の通院時(5/19)にメドトロニック担当者の予定を確認して次々回の通院時(6月後半)に770Gに移行できるようにする」となりました。770Gを受け取る時、メドトロニックの担当者から1時間ほど説明があるとのこと。説明書を読んで理解しているから説明は要らないと伝えましたが、スキップできないみたい。多分、医療機器としての説明責任があるのでしょう。

 

メドトロニックが定めているトランスミッタの保証は1年で想定寿命も1年(詳細は記事「トランスミッタの寿命は1年」に書きました)。私は1年の保証期間を維持するようにしています。理由は、保証期間内にトランスミッタに不具合があれば、サポートライン経由でメドトロニック担当者にコンタクトして、替わりのトランスミッタを入手できるため。また、1年ちかくになるとバッテリーの持ちが悪くなるのも事実。

なお、保証期間中にトランスミッタの交換が行われても、保証期間の起点は病院が購入した時点になることは要注意です(交換時に保証期間のリセットはない)。

 

770Gを導入する環境は既に整えています。

 

Androidスマホの買い換え

Nightscoutとスマートウォッチを使い続けるために、770GのスマホアプリがサポートされているAndroidスマホを買いました。

私がメインで使っているスマホiPhoneiPhoneで動きApple Watchに表示する770G用のアプリGuardian Monitor(これについては後述)が最近利用できるようになったので、Nightscoutを諦めApple Watchを購入すれば、Androidスマホは要らなくなる。でも、Nightscout(xDrip+)の便利さと使用しているスマートウォッチFitBit(詳細は「Fitbitでグルコース値をモニターする」を参照)が気に入っているので、Apple Watchにするつもりはない。

 

メドトロニックのアプリ(ミニメド・モバイルとケアリンク・コネクト)が動くAndroidスマホは限られています。実質的にGoogle PixelかSumsung Galaxyの2択(詳しくは「770GのスマホアプリとNightscout(追記あり)」を参照)。

 

3月初めころから、格安のAndroidスマホを探すために、定期的にスマホ中古店のWeb情報をチェックしました。(努力の甲斐あって)未使用の中古品(3年前に市場に出たPixel 3a)が見つかり、すぐに購入。ポンプ専用に使用していたASUS Zenfone MAX M2を売却したので、差引、実質約1.8万円だったので、良い買い物ができた。

   

 

Androidスマホにミニメド・モバイルとケアリンク・コネクトをインストールして、稼働を確認しています。

   

   

   

ポンプとの接続は、770Gが来るまでペンディングです。

 

Androidスマホとスマートウォッチ

仕組みは、

  1. ポンプのデータをミニメド・モバイルが読み取り、ケアリンクサーバにアップロードする
  2. ケアリンク・コネクトがケアリンクサーバからデータを読み取る
  3. そのデータをxDrip+Carelinkが受け取る

です。


Nightscoutを利用せずに、xDrip+Carelink単独で使うこともできます。

 

詳細は Cookbook for Nightscout/Carelink を参照。

xDrip+CareLinkのアプリは以下からインストールします。

  Releases · benceszasz/xDripCareLinkFollower · GitHub

 

xDrip+経由で使用できるスマートウォッチは以下。スマートウォッチの選択肢が幅広いこともAndroidスマホを利用するメリットです。

  • Pebble Smartwatches
  • Android Wear OS smartwatches
  • Amazfit Pace & Stratos
  • Amazfit MiBand 4, 5 and 6
  • Amazfit GTR2, GTR2e, GTS2, GTS2e and GTR42
  • Fitbit
  • Samsung Gear Smartwacthes
  • Garmin Smartwatches and Computers

Nightscout資料 →  Nightscout on your watch - Nightscout を参照

 

私は、現在、AndroidスマホをSIM無しで使っていますが、770Gと接続する場合は、常時CareLinkサーバにアクセスする必要があるので、格安SIM(月額1000円以下)を契約するつもりです。

 

iPhoneとAppleWatch

2023/4/5 以下を追記

Version 0.9.0からGuradian MonitorのFull function(Alarm機能を含む)を使う場合、Subscription登録が必要です。

登録料は、

  • 1ヶ月 700円(7日間は無料)
  • 3ヶ月 1200円(14日間は無料)

ですが、詳細は、Guardian Monitorをインストール後、アプリのUnlock All Accessで表示されます。

 

開発者のメッセージ:

2023/4/5 ここまで追記

 

Kacper Mafiozo Rychlinki作成のGuardian Monitorが好評で、利用者が増えているようです。このアプリを使うと簡単にiPhone/AppleWacthとの連携ができます。機能も徐々に改善・追加されています。詳細は、Guardian MonitorのFB Group(公開グループ:Facebook)を参照。

 

Guardian Monitorは、Nightscoutとの連携が無く単独で動くので、扱い易く使い易いと思います。

下図は、その仕組みです。

  1. ポンプのデータをミニメド・モバイルが読み取り、ケアリンクサーバにアップロードする
  2. Guardian Monitorがケアリンクサーバからデータを読み取り、iPhone及びAppleWatch にグルコース値と変動グラフなどを表示する

 

Guardian MonitorはApple Storeからインストールします(Appleの認証を得ていることもメリットの一つ)。

   

 

インストール後、アプリを起動すると次の画面が表示されるので、"EU"を選択し、ケアリンクのユーザーIDとパスワード(患者アカウント)を入力する。

   

 

Guardian Monitorを使うメリットは、

です。

   

   

 

私は、770GもAppleWatchも持っていませんが、ある方にテストして貰い、日本の環境でGuardiam Monitorが動くことを確認済みです。

 

Guardian Monitorの画像は、Facebookで見れます。