1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

コース料理と血糖コントロール

昨日、フランス料理を食べました。緊急事態宣言中のためアルコールなし、食事のみでしたが、美味い料理を楽しめました。

 

私は、コース料理では、お皿ごとにざっくりカーボを計算してボーラスします。これが出来るのはポンプのメリットの一つです。

 

結果はこんな感じでした。

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料理は6品で、食事中のボーラス回数は6回、ボーラス量9.7単位。

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食事が終わって、コーヒーを飲みながら実測。実測値261mg.dL、ポンプのグルコース値が217mg/dL、かなりの乖離。あれっ、と思い、再び実測しても同じ261mg/dL。実測し直しても同じ血糖値になるのは珍しい。

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カーボの計算が足りなかったので、261で較正をかけ、3単位を追加ボーラス(240を超えてた場合のマイルールで、無条件に3単位)。

この1時間後、ポンプのグルコース値が250から下がらず上昇に転じたため、更に2単位をボーラス(1.5単位のボーラス後、足りない思い直して0.5単位を追加、合計2単位。2単位は勘で)。

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結果、これがピッタリで、夕方には100近くまで順調に下がりました。

以前は、このような高血糖の場合30分間隔で1単位とか0.5単位を小刻みに射っていました。高血糖は思い切ってガツンと射たないと効果が出ないことを経験で知り、今の対応になっています。

 

ポンプの表示と実測値が乖離していた理由は、CGMセンサが2クールの4日目で、センサの感度(ISIG値とグルコースの対応関係)が変化したためです。1日に3回の較正を基本にしているので、このような変化にカバーできます。

 

ざっくり計算したカーボの誤差を補正するために、食後の実測は欠かせないと考えています。また、オリーブオイルや、食材に含まれる脂質で後上がりがあるので、ポンプのグルコース値変動を見て、追加ボーラスが必須です。

 

この日の変動。

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1日のHourly統計。

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70-180のTIR(この日は80以下が無かったので、80-180でも同じ)。

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260を記録してしまったが、全体に悪くないコントロールで、美味しい料理も堪能できた、良い日でした。