1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

⑨突発性難聴と血糖コントロール

入院9日目、退院日。

 

午前中に退院するために、午前6時20分から最後の点滴(プレドニン20mg)がスタート、10時半に終わった。

 

朝食は炭水化物76g、13.3単位をボーラス。

昨日のステロイドの影響が残っているはず。その対応として6.7単位(13.3×50%=6.7)を食べ始める前に追加ボーラス。

9:45で実測105。低血糖を防ぐために、鳩サブレ(19.4g)、豆乳コーヒー(15.2g)、ぶどう糖(4g)を補食しました。帰宅途中にも、ぶどう糖10gを補食。

 

昼食は炭水化物35g、3.5単位をボーラス。

午前中に点滴したステロイドの影響は、昼過ぎから夜に現れるはず。そのため、昼食時に、ステロイド対応として、4.55単位(3.5×1.3=4.55)を追加ボーラスしました。

 

ステロイドの影響による上昇が15時すぎにきた。最初はじわじわと上がるので、気づきにくい。16:〜17時にかけて、0.5〜1単位を5回、合計4単位のボーラス。

 

夕食は、炭水化物を少な目な食事にしました。鯖の西京焼き、レンコン海老挟み揚げ、すまし汁などで炭水化物33g、3.85単位を食前ボーラス。食べ始める前に、ステロイド対応として4.2単位(3.85×1.1=4.24)を追加ボーラス、昨日までの実績をベース、でもステロイドの影響は低いと考えました。結果は、なだらかな変化で推移しました。

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入院中の血糖コントロールは、インスリンを多めに射ち、低血糖が起きる前に補食でカバーする、の形になりました。結果から、このやり方で良かったと感じています。

今回、補食用にいろいろな食べ物を病室に持ち込みました。

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ポンプに表示されている、残存インスリンの単位数を見て、何を食べるかを決めました。

例えば、午前10時に、血糖値105(実測)、残存インスリン3単位強だったので、1単位が炭水化物10gとして、30g以上の補食が必要と考え、『鳩サブレ(19.4g)、豆乳コーヒー(15.2g)、ぶどう糖(4g)』を補食しました。血糖値に速攻性があるぶどう糖と、効果が出るまでに時間がかかるクッキーなどを組み合わせました。

 

1型の発症者にとって、血糖値に影響する治療を受けるための入院は、かなり厳しいと身にしみて感じた9日間でした。