今朝で、使用中のエンライト・センサが6日目を迎え期限切れ、初期化を行い再使用をスタート。このセンサは、「前記事」で書いた、7月18日に留置、翌日の19日から使用しています。
トランスミッタを外し充電後、8:55にセンサへ接続し初期化がスタート、9:57に初回較正でした。ここまでは問題なし。
1時間ほど経ってポンプを確認すると、『較正を行わないでください。センサ更新中…』のメッセージが表示されている!!
あれっ、と思い、ISIG履歴をチェックすると、読み取り値が23.99で異常値、直前から17も低い。ポンプのアルゴリズムが、ISIG値からグルコース値を計算できず、表示をストップさせたようです。
再使用したセンサがダメなのかなと思いつつ、しばらく待ちました。次の読み取り値は37.25bになったので、回復の望みありと感じ、5分後の次の読み取りを待ちました。
読み取り値が38.50となり、グルコース値が回復、メデタシです。
ポンプに表示されているグルコース値が、実測値と大きくズレていないかが心配で、実測。
実測値が180に対して、ポンプのグルコース値が198なので、OKです。
センサの読み取り値が急に低下した原因は分かりませんが、1クール目では問題なかったので、センサの劣化が起きているのかもしれない。
それにしても、『センサ更新中』は実態を表していない、分かり難いメッセージですね。これまでにも、ISIG値が欠落したり、不安定になった時、このメッセージが表示されました。
約1時間後、実測値と再びチェックしました。実測132に対して、ポンプのグルコース値が151。センサ・グルコース値は、実測に対して10~15分の遅れがあります。15分後のポンプ・グルコース値は136なので、ほぼズレがない、と判断できます。
午後3時半に2回目の較正を行い、夕食後の午後8時に3回目の較正、午後10時半に4回目の較正を行いました。今日は、合計4回の較正です。
今のところ、問題なく使えているので大丈夫そうですが、センサ劣化は突然やってくる可能性があるので、定期的にISIG履歴の確認を行うつもりです。
2月9日に類似のトラブルを経験しています。この時は、センサの期限延長で6日+5日の11日目でした。
読み取り値(ISIG履歴)がガタガタでした。
今回とは異なり、アラーム履歴にもエラーメッセージが記録されました。
しばらく経ってからグルコース値の表示が回復しましたが、センサの読み取り(ISIG値)が安定しませんでした(下図)
実測とのズレも大きい(実測194に対してポンプのグルコース値が163)ので、このセンサの使用を止め、センサを交換しました。
センサの寿命について、「CGMセンサの延長使用を考えるる」に記事を書いています。
次のどれかに該当する場合、センサの劣化が進んでいると考え、使用を中止するようにしています。
- 15~20分ほどの間にISIG値が大きく変動する(5~10の変動)→ これが半日くらいの間に複数回発生
- 同じ血糖値(SMBG実測値)(近似値)に対して、ISIG値が大きく低下している
- グルコース値なしのエラーが出る(センサ更新中のエラーメッセージ)