先週の木曜日(7/11)、夕食後に血糖値がとても高くなりました。カーボカウントは間違っていないはずなのに、「あれっ! なぜ?」という感じで、ポンプのグルコース値がグングン上がり、2時間後にSMBGで280mg/dLになったので、2単位の追加ボーラスをしました。それでも、下がらない。それから4時間ほどの間に6回の追加ボーラスで合計5.9単位のボーラスをして、やっと食事から8時間後、142mg/dLに下がりました。
夕食で食べたもの(括弧の数値はカウントした炭水化物量)は
- 十五穀米120g (44g)
- シューマイ8個 (21.3g)
- かぼちゃの煮物87g (21g)
- 冷や奴 (3g)
- 味噌汁:大根・人参・タマネギ・あげ (5g)
です。炭水化物合計が96gでインスリン12.3単位をデュアルボーラスしましたが、5.9単位も追加が必要になったのが不思議で、原因が分からない。最初は、シューマイの脂質が原因かな、と思いましたが、脂質であれば後上がりなのでタイミングが合わない、それに上がり方がハンパないので、シューマイが原因とは考え難いですね。
この2日後(7/13)の朝食で、同じような高血糖(269mg/dL)になったことで、原因が分かりました。この2回の食事で共通するのは、かぼちゃの煮物です。
この時は、2日前の経験があったので、迷わずに、1時間ほどの間に3回に分けて5単位の追加ボーラスしました。それで、朝食から4時間後の昼食前の血糖値が60mg/dLになり、ちょっと下がり過ぎでした。
かぼちゃの煮物は、「食品別糖質ハンドブック」の情報を元に、キッチンスケールで計量した重量で、カーボカウトしました。
糖質ハンドブックには、食材のかぼちゃは60gあたり10.3g
煮物は100gあたり24gと記載されています。
7/11の夕食に食べたかぼちゃの重量は87gだったので、87×24/100≒21gとしました。7/13の朝食は重量が102gで、102×24/100≒25gとカウントしたので、追加ボーラスしたインスリン単位から逆算すると、実際はこの2倍以上の炭水化物を食べていたことになります。
なぜ、こんな違いがあるのか調べてみました。
かぼちゃには日本かぼちゃと西洋かぼちゃの2種類があって、店頭に並んでいるものは西洋かぼちゃが大半なんですね。
西洋かぼちゃと日本かぼちゃの違い、味や食感、見分け方について
炭水化物量が倍も違うので、ビックリです。
出典:https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/pumpkin3.htm
炭水化物の違いから、食品別糖質ハンドブックの記載は、日本かぼちゃなのかもしれないですね。
かぼちゃの種類によって炭水化物が含まれる量が異なるので、食べるときは注意が必要な食材と分かりました。