CGMセンサを装着して数時間後から8時間ほど、センサ読み取り値(ISIG値)が不安定となるトラブルが2度ありました。これが収まった後は安定しましたが、ちょっと不可解です。
最初のトラブルは、2週間ほど前に起きました。10/28の夜、新しいセンサをお尻に装着し、2時間後に初回の較正をしました。この時の血糖値(SMBG)が143mg/dL、較正係数5.9で問題ありません。
4時間後に2回目の較正(血糖値133mg/dL)を行い、結果(較正係数5.4)を確認して寝ました。
この後、就寝中にISIG値が低下し、グルコース値が血糖値から乖離しました。
午前4:15ころに目が覚め、ポンプを確認すると、グルコース値41mg/dLが表示されていました。「あっ!低血糖!」と驚きましたが、こんなに低ければ自覚症状があるはずです。でも、体感はまったくありません。SMBGで測定すると、95mg/dLでした。それにもかかわらず,4:16でISIG値が10.12、5分後の4:21に18.03とジャンプしているのが異常です。
眠いので、較正を行い、寝ました。
ところが、再び、就寝中にISIG値が低下し、1桁の数値になっています。このISIG値からグルコース値に換算すれば20~30mg/dLの超低血糖ということになります。そんなバカな、です。
7時ころに起き、就寝中のISIG値の異常低下が分かりました。不思議なことに起きて体が動くと、ISIG値が回復してるんですよね!
血糖値を測定すると49mg/dLの低血糖。この数値で較正しました。
朝食を摂り、1時間ほど経ってからSMBG143mg/dLで再び較正しました。
これ以降、センサの読み取りは正常でした。使用期限の6日間、問題なく動き、6日目に再初期化でセンサの再使用を行いました。使用開始からの約10時間を除く12日間、正常でした。
2度目は、やはり、新しいセンサに交換した直後に起きました。
昨日の夕方、センセを交換しました。19時過ぎに初回較正を行い、23時過ぎに2回目の較正を行いました。両方とも正常。ところが、就寝中に、ISIG値が波打ち、その結果、グルコース値も波打つように変動しています。
午前4時まえから6時すぎにかけて、大きく3回、上下に変動しています。
変動幅は、午前4時前後が72~111mg/dL(ISIG値18.65~27.57)、午前5時前後が74~114mg/dL(ISIG値18.91~28.39)、午前6時前後が76~131mg/dL(ISIG値19.31~31.58)です。短時間にこのように血糖値が変動することは考えられません。CGMセンサの読み取り値が原因です。
これら2度のトラブルの共通点は、新しいセンサを使い始めて間もないことです。なぜの、こんなことが起きるのか、理解できません。