昨日、昼ご飯を食べた約3時間後に350mg/dLの高血糖になりました。こんな高い数値は、久しぶりです。このところ、血糖値が200mg/dLを越えることが少なく、安定していたので、驚きました。
昼食から2時間半ほど経ったころから、なんとなく違和感を感じました。それが続いたので、SMBGで測定すると、なんと346mg/dLです。
この時のポンプのグルコース値が273mg/dLだったので、SMBGが正しくないのだろうと思い、別な手の指で測定し直しましたが、再び350mg/dLでした。
昼食は、自宅で調理したものを食べましたが、食材のパッケージの表示で炭水化物量を計算しているので、カーボカウントが間違っていないはずです。では、原因は何か、思い当たることは
- カニューレ等のポンプの不具合
- 食材の表示に誤りがある
でした。
原因をあれこれ思い巡らすよりも高血糖を解決することが先なので、ポンプで1.3単位ボーラスしました。ポンプの故障も考えられるので、注射器で3単位打ちました。3単位は打ち過ぎかなと思いましたが、低血糖になったら補食すれば良いと考え、多めに打ちました。夕方(2時間半後)には150mg/dLに下がったので、追加打ちした量は正解でした。
夕食では、ポンプでボーラスして、血糖値の上昇が抑えられたので、ポンプも正常であることが確認できました。
落ち着いてから血糖値の推移を見て、原因は、昼食に含まれていた脂質による後上がりと感じています。昼食は、うどんに天ぷらをトッピングしたものでしたが、天ぷらに含まれていた脂質が犯人だろうと思います。これまでにも、脂質で後上がりし、かなり血糖値が高くなったことがあります。
12時過ぎに昼食を摂り、約1時間後に200mg/dL(SMBG)で血糖値が一時的にピークになっています。この状態が1時間ほど続いた後、再び(昼食から約2時間後)、血糖値が上昇し始めています。もしも、高血糖の原因がカーボカウントの誤り、あるいはポンプの不具合であれば、食後の上昇がもっと直線的になったはずです。天ぷらの脂質で後上がりしたと考えると、血糖値の変化が説明できる思います。
G
今回のトラブルで、もう一つ気になることがあります。それは、CGMセンサの読み取り値(ISIG値)が、血糖値の変動に追随していないことです。SMBGで350,g/dLの時、ポンプのグルコース値が273mg/dLで、かなりの乖離がありました。CGMセンサの値が血糖値よりも15分遅れていたとしても、この約80mg/dLの差は大き過ぎますね。
SMBG測定値の350mg/dLで較正をかけるか、ちょっと迷いましたが、その結果どうなるかを見たかったので、較正しました。すると、ポンプのグルコース値の最大が約320mg/dLにしかならず、350mg/dLが表示されることはありませんでした。この後、ポンプのグルコース値は概ね正常に表示されました。夜、較正をかける際、血糖値との乖離はほとんどありません、つまり、ポンプのグルコース値がきちんと表示している、ということになります。
センサをお尻に装着してから2日目ですが、最初からISIG値が低めなので、装着した部位の問題で、たまたまなのかもしれません。