1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

4ヶ月間の血糖値の変遷

今月は14日が通院日でした。いつものように、ポンプ内の記録をもらいます(前回からレポートのプリントをやめ、持参したUSBメモリーにレポートをPDFファイルとしてコピーする方法に変更)。

 

4ヶ月分のデータを比較してみます。

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この比較で面白いことは、①→②→③→④の時間経過で、高血糖が大幅に減少してしているにもかかわらず、A1cの改善が大きくないことです。2月から3月は、300超の高血糖が時々起きていますが、4月以降はありません。これは、A1cが約3ヶ月間の平均値のため、日内の血糖値変動(変動幅)はA1cの数値で語れないことを示しています(「A1cは、血糖コントロールにどんな意味があるの?」の記事を参照)。

 

①と②の期間は、下図のケース1(黒の変動)に相当します。③と④は、下図のケース2(赤の変動)です。

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このように日内の血糖値変動が小幅になっても、A1cは大きく減少していませんが、QOL(Quality of Life、生活の質)は改善しています。

 

この改善は、「平穏な血糖値を目指すアプローチ」に書いたとおり、

  1. 食事の15分前にインスリンを打つ
  2. カニューレのトラブルをゼロにする
  3. 食後の血糖値変動に応じて、追加打ちする

を行ったことによります。

 

今後の課題は、

  • 時々起きえる、250mg/dLの高血糖を減らし、200mg/dLに抑える
  • 就寝中に、70mg/dLを下回らないようにする

ですが、これらはかなりハードルが高いので、いつ実現できるかの自信がありません。

 

現実は、油断するとすぐに高血糖になるので、当面は、現状維持を目指そうと思います。

 

昨日は、夕食が寿司屋で飲みながらの食事のため、カーボ量がよくわからなかったことと、酒を飲んだのでインスリンをタイムリーに打てず、250の高血糖が3時間ほど続けてしまった。今日も、夕食の炭水化物が多かったので、2回に分けて打とうとしましたが、2回目を打ち忘れ、食べ終わってから1時間も経ってから思い出すというへまをしました。

 

6/24 加筆・訂正しました。