この1ヶ月ほど、血糖値コントロールが上手くいっているように感じています。目標は、血糖値の変動幅を70~180mg/dLの範囲に抑えることです。感覚的に良いと思っても、実際は数値で見ないと分からないので、ポンプの履歴を確認しました。
70mg/dLよりも低い時間が8%、180mg/dLを越えの高血糖状態が7%、目標の範囲内が85%でした。これは30日間の各日の%から平均を取ったものです。
日別でみると、180mg/dL以上の時間が10%以上ある日数が6日あります。その中でも最悪な日は、5月10日に39%でした。これは、単純なミス(2回に分けてボーラスするつもりが2回目のボーラスを忘れた)で、夕食から3時間ほど経っても血糖値が下がらないので、インスリン不足にやっと気がついたという、チョンボが原因です。
下図は、最近の12日間の日内変動です(赤線は、70と180の目標値)。
概ね安定しています。これは、下記を行っていることが、大きな効果になっていると思います。
- 食事とか無関係に変動する血糖値に合わせ、基礎を調整
- 食事の15分前に、インスリンを打つ
- カーボカウントの精度が良い(主食の量を計量器で測り、副食はおおまかにカウントして計算)
- 朝食、昼食、夕食別に糖質比を設定(カーボカウントとインスリン量の実績値を元に設定)
- 食後1~1.5時間に血糖値のピークがくるので、ポンプのグルコース値変動を見て追加ボーラスを考える
- ポンプのアラートを利用して、低血糖になる前に補食する、あるいは、基礎の注入を停止させる
ときどき、カーボカウントを間違え、高血糖を起してしまうことが課題です。今日(5/31)も、夕食のカーボカウントがズレていたようで、3時間ほど250mg/dLの高血糖が続きました。ひとつきに数回、このトラブルが起きるのは、避けられそうもないとも感じています。