1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

なぜブログを始めたの?

ブログを書き始めて6ヶ月になります。そして、この記事は100本目です。月日が経つのは速いもので、1型糖尿病を発症して、今月末で1年半になります。下図は、これまでの経過。

 

f:id:taky5566:20180512235025j:plain

 

糖尿病性ケトアシドーシスで突然入院した時、主治医から「劇症1型糖尿病に罹り、膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンが枯渇している。1日に4回インスリンを打つことで普通の生活に戻れる」と告げられました。確かに、毎食前のインスリン注射と眠前にインスリンを打てば、外見上は何も問題がありませんでした。しかし、低血糖を避けるために常に血糖値を気にしなければならない、外出時に何を食べるかの選択、どこでインスリンを打つかなど、いろいろな不都合がありました。

 

昨年3月ころ、自分の生活の質を改善したいとの思いでネットに情報を求め、同病の方たちのブログを読み始めました。「これは!」と感じたブログは、先頭の記事から全ての記事に目を通しました(そのようなブログが10本ちかくあったように思う)。

 

ブログから得た情報を元に、試行錯誤しながら、自分自身の中に採り入れました。カーボカウントに役立つ情報、インスリンの追加打ち、インスリンポンプの利用、基礎の調整方法などです。その中でも特筆すべきことは、FreeStyleリブレです。昨年の4月ころ、リブレの存在を知り、その機能、入手方法、価格などをネットで探し求めました。これらの情報が役立ち、血糖値の安定につながっています。

 

一方、いろいろな方のブログを読んで感じたことは、ほとんどの記事がデータを書いていない、あるいは結果について触れていないことです。

 

昨年の8月末にインスリン・ポンプに切り換えた後、血糖値も安定してきたことで、私自身の気持ちにゆとりが出てきました。10月ころ、発症してからの自分が通ってきた道を振り返ってみると、約1年弱の短期間に、いろいろなことを経験したことに気がつきました。そこで、自分の経験をブログに書いてみようと思い始めました。どのようなブログにするか考え、①自分が経験したことを自分自身の整理を兼ねてデータをつけて書く、②少しでも他の人の参考になり得るものにしたい、との内容で書いてみようと決めました。主目的は①で、②は副次的な目的と位置づけています。

 

また、記事を書くときに注意していることがあります。それは、関連する内容がある場合は過去の記事にリンクをつけるようにする、その後の状況変化で過去の記事に修正が必要な場合(内容の間違いを含む)は過去の記事に追記あるいは修正をする、を行っています。このブログを読む人に正しい情報を伝えたいとの思いで、書いています。

 

このような経緯でブログをスタートしました。昨年12月末までは書きたいことが沢山あったので毎日更新しましたが、今年に入って、段々と更新の頻度が長くなっています。これからもテーマを見つけ、少なくとも、週1回は更新していきたいと思います。