1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

大災害時に生き抜くための備え

1型糖尿病になり、インスリンなしでは生きていけない体になってから、災害に備える必要を感じています。首都直下の地震などの大災害が起きれば、ライフラインが途切れ、必要なインスリンを容易に入手できない事態が起きるでしょう。病院は、優先順位に従い、患者に対応すると思いますが、薬剤のストックが無くなれば、お手上げになります。

 

ここに、糖尿病向けの「サバイバル・マニュアル」があります。

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参考になる情報が満載された、とても良い資料です。特に、次の三原則は重要なガイドラインと思います。

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ただ、一つだけ意見が異なるのは、「3日間だけ自力で生きる備えを持つ」は十分とは思いません。私は、30日間を目安に、ローリングストックを行っています。

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毎月の検診終了後、この防災箱に保管している器具(使用期限のあるセンサー類)を取り出し、新たに処方された器具をこの中に入れるという”玉突き”で保管しています。また、乾電池も必需品なので、パナソニックEvolta NEO(10年保存可能なアルカリ電池)を入れてあります。

 

冷蔵庫保管が必要なインスリンは容易に持ち出せるようにして、冷蔵庫に入れています。

ポンプ用のバイアルのインスリンは、このボックスです。ヒューマログ4箱で2ヶ月以上使えます。

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ポンプが使えない時に備えて保管しているペン型のインスリンは、保冷機能があるペットボトル入れを使い、トレシーバ2本とヒューマログ2本(これだけでも30日間使用可能)をストックしています。

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「備えあれば憂いなし」と思います。