1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

飲み会の失敗に学ぶ

飲み会でカーボカウントするのはかなり難しいですね。

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これまでに、いろいろな失敗を重ねてきました。その中でも一番印象に残る失敗があります。ポンプを使い始める前のことです。

 

飲み会の途中で席を立って、トイレでインスリン注射するのは嫌なので、飲み始める前に見込みでインスリン単位を決め、注射しました。この方法で、それ以前はうまく行っていたので、この時も同じ方法で6単位を注射しました。ところが、打ち過ぎで酷い低血糖になりました。恐らく、40を切っていたと思います。カバンに入れていたブドウ糖(20グラム)を全部摂りましたが、それでも足りず、キャンデー4個(1個で炭水化物3グラム)をガリっと囓って飲み込み、やっと低血糖を脱しました。

 

この経験の後、飲み始めの前に、ビールとお通しとつまみ類が炭水化物30グラム相当なので、取りあえず3単位を打ち、その後の状況に合わせて追加打ちするようにしています。

 

昨日は、参加している組織の忘年会でした。飲み会のスタート時にポンプで3単位を注入しました。飲みつつ・しゃべりながら、飲み食いしたものをメモ帳に書いていましたが、段々、書いている内容がいい加減になりました。1時間半後に、追加で2単位を注入しました。この時点で、ポンプの表示は166でした。

飲み会の最後に、締めの食べ物として”日本そば”が出てきました。そばの量が少なかったので、目分量で炭水化物を25グラムと決め、ポンプのボーラス・ウイザードの糖質量に25をインプットして、2.8単位を注入しました。

帰宅して就寝前にSMBGで測ると60でした。この時のポンプのCGMが95だったので、安心していたのが間違いでした(前夜、新しいセンサを交換したため、ポンプの較正値が蓄積されていないので、誤差が大きい)。酔いもあり、低血糖の体感が無かったことが災いしました。

 

このような失敗を重ねることで、自分の対応力が向上するのでしょう。