1型でいこう!

My life with type 1 diabetes.

脂質は手強い

私は食事の制限をしていません。ご飯の量はコントロールしていますが、副食を含め、気にせずに何でも食べています。でも、食事の中で脂質が多い食べ物には注意しています。

 

脂質が多い食べ物、ロースカツ、餃子、シュウマイ、春巻き、メンチカツなどを食べる時は、カーボカウントをきちんと行い適切なインスリンを打っても、食事の3時間後や4時間後、あるいは、もっと遅れて血糖値があがります。何を食べると後上がりするかは、経験的に把握していますが、食後の血糖値トレンドをチェックするようにしています。リブレを使用している時は、リブレの表示値を、現在がポンプのCGMの値でトレンドを確認します。

 

例えば、夕食で春巻きを食べました。この時の食前の血糖値が116、食事の総カーボ量を11.2と計算し、ヒューマログを13単位打ちました。食後、リブレの血糖値トレンドをチェックしていると、約2時間後のリブレの表示が279と高いので、3単位の追加打ちをしました(下図の左の緑の円)。ところが、リブレの血糖値トレンドが上昇を続けました。約4時間後、SMBGで測定すると325の高血糖でした。2時間前の3単位が残っていることを考慮して、2単位の追加打ちをしました(下図の右の緑の円)。

f:id:taky5566:20171123231700j:plain

翌朝の血糖値は94(リブレの表示は74で大きな誤差)でした。

 

イタリアンの食事では、かなりの時間が経ってから爆上がりしたことがあります。

夕方、イタリアンレストランでパーティがありました。パーティ中は、SMBGで測定し難い環境でしたので、リブレの表示を頼りにインスリンを打ちました。食前の血糖値が81で、スタート時にヒューマログを4単位打ちました。いろいろな食事が出てきたので、途中で9単位を追加しました。帰宅後、SMBGで測定すると143でしたが、食材に大量のチーズが含まれていたことを考え、2単位を追加しました。合計15単位打っているので、食事のカーボ量に十分対応できたと考えていました。むしろ、打ち過ぎかな、と心配しました。

早朝5時ころに目が覚めたので、枕元に置いていたリブレ・リーダーでチェックすると、317の高血糖でした。「あれっ」と思い、リブレの表示を疑いました。SMBGで測定すると306でした。驚いて、4単位の追加打ちをして、再びベッドに入りました。

   f:id:taky5566:20171123234048j:plain

起床時にSMBGで測定したら101でした(リブレは88)。