2016年11月末の日曜日深夜(正確には月曜の早朝)、突然の入院になりました。
入院した数時間後に危篤状態に陥り、ICUに移され、頸静脈に透析のチューブが、腕にインスリンの点滴がつながれた状態で1週間を過ごしました。
後に知ったことですが、ICUに移された時、血糖値が1079、血圧が50以下でした。劇症1型糖尿病・糖尿病性ケトアシドーシスでした。治療を担当した医療チームから「後半日遅れていたら腎不全になり一生透析することになった。1日遅れていたら、多臓器不全で危ないところだった」と告げられました。幾つかの幸運に恵まれ、入院から1週間後に一般病棟に移ることができ、自力で歩行できるまで回復しました。
病名を知らされた時、「えっ、自分が糖尿病?そんなことないだろう?」が、正直な印象です。でも、罹ったことは事実。全てを受け入れることから始まりました。
そこから、私の1型生活がスタートしました。
これまでの1年をまとめると、こんな感じです。
ここに至るまで、沢山の情報をWebから得ることができ、とても参考になりました。それらがどんなものかをリストアップします。
- カーボカウント
- インスリン単位の調整(頻回注射など)
- インスリンの保管方法
- 保険点数の仕組み
- FreeStyleリブレ(何ができるか、入手方法、購入費用など)
- インスリンポンプ(メリット、使用感など)
主な情報源は1型ブロガーの記事です。「これは!」と感じると、その方のブログを過去から読みました。例えば、ある方のブログの全記事に目を通すのに3日間ちかく費やしたこともあります。この当時を振り返ると、暗いトンネルの中にいる不安感の解消のために、必死に情報を求めていたと思います。
ところで、このブログのタイトル「1型で行こう!」は、この病気を受け入れて生活しようとする、自分の気持ちそのものです。病気になったことをくよくよせずに、プラス思考で生活したいとの思いです。